花粉症……戦後最悪の公害事件、いったい誰が責任をとるのだ？

日本全国で花粉症に悩む人は１２００万人で、さらに今後２−３倍に増える見込みだと いう。毎年ぜんそくで死亡する患者４０００人のうち相当数の死者は花粉症が影響しているだろう。戦後最悪の公害事件と言っていい。原因ははっきりしてい て、スギ人工林が元凶だ。全国のスギ人工林の７６％は民有林だという。よって加害者も特定できる。どうして集団訴訟が起こらないのだろう？

スギ山林の所有者はお金がないから杉を伐れないという。補償を請求してもない袖は振れないと蹴られるのが見えていそうだ。おまけにこれは国の指導でやったことだから俺らには責任はないという。被害者は泣き寝入りするしかないのか？

誰の指導でやったとしても、現実に被害を引き起こしているのは杉山林である。殺人を命じられて殺人を犯しても実行犯は無罪と言うことにならないのと同じで、国に言われてやったからといって免責されるものではない。

な い袖は振れないと言うが、現実に山林という膨大な資産を山林保有者は所有している。それを売れば、伐採費用ぐらい出るだろう。１２００万人の花粉症患者に 彼らのスギ山林を無償譲渡させてもいい。患者たちは喜んで山に出かけて（簡単な実習を経て）自分で憎っくき杉林を伐るのではないか？　１２００万人の山林 伐採ボランティアだ。杉を伐った後の土地は彼らのセカンドハウス用地にして、そこに好きな広葉樹を植えれさせればいい。花粉被害の補償ともなるし、杉もな くなるし、山林所有者は赤字しか出さない山林から解放されて、一石三鳥。

参考：
http://www.kafunsyou-bokumetsu.jp/activity.html